相手を尊敬する
うまくいっていない人の多くに
人のことを尊敬していない人が多く見られます。
僕も昔、どんなに相性の悪い人でも相手の良いところを3つは見つけなさい
と言われました。
悪いところに目を向けがちな人にとっては、難しそうと思うと同時に、努力が必要だなと感じるはずです。
対人関係は努力によって成り立っていると思います。
無意識の話にもなりますが、
対人関係が上手い人は無意識的に相手の良いところを探して
うまく伝える
ということを日頃から行っています。
win-winですよね。
対人関係が下手な人はその逆です。
昔の僕は恥ずかしながら、win-loseの対人関係となっていました。
相手を傷つけたことも少なからずあると思います。
おそらく、自分を守るために。
マネージメントでも相手を尊敬するということが前提になります。
人に指導をする立場になると、相手の弱点ばかりに目がいきますし、
それをフィードバックして改善していかないといけません。
しかし、相手から見てそれが尊敬を伴っているかどうかは大切な視点となります。
そして、もちろん相手からも尊敬は欲しいという状況なのですから、
自分が尊敬するのも、また当たり前になります。
この双方向の尊敬の状態が信頼関係であり、マネージメントを行う上でとても重要です。
結婚も同じですね。
お互い尊敬しあっていればうまくいくでしょう。
仮に、価値観のズレで衝突してもそれを解決するだけの余力があります。
人は誰しも主観で物事を話したがるわけですから、
マネージメントしている際も価値観を相手がすべて回収してくれるなどと思わないほうが良いです。
そして、相手の咀嚼がうまく言っていないときほど、
自分が相手を尊敬できていないことが、相手に伝わっている状態です。
これは永遠のテーマだと思いますし、
別に僕ができているわけでもありません。
ただ、常に思い返して、実践する必要があるという意識はもっているようにしています。
よく自己啓発本を書いている著者に対しても
「偉そうに書いているが自分はどうなんだ?」
というコメントを散見しますが、
それは他者の課題であり、やはり、自分の課題にまずは向き合い続けないといけません。
話が少しずれましたが、
相手を尊敬するということが営業やマネージメントを始めとした
対人関係の前座の部分にあたるわけです。
すべての良好な関係はここから始まります。